「ゲームをやりたいけど腰を据えてがっつり遊べない」
「ちょっと暇な時間を潰したい」
そんな方におすすめなのが放置ゲームです。今回、私が実際に遊んだ放置ゲームの中でも特に面白いと感じたゲームを3つ紹介します。
いずれも個人開発のゲームなのでマイナーですが、他のサイトで紹介されているものより何倍も面白いので是非チェックして下さい。
放置ゲームとは
そもそも放置ゲームのことを知らない方もいると思うので、ざっくりですが説明します。放置ゲームとは名前の通り、放置していてもゲームが進んでいくものです。
普通のゲームでレベルをあげようと思ったらゲームを起動し、敵を倒したりしなければいけませんよね。装備を集めたりお金を稼ごうと思っても実際に遊ばないとだめです。
ですが、放置ゲームは何もしていなくても敵を倒し経験値を貯め、お金を稼ぎ、装備が集まります。放置する時間が多いので、遊ぶ時間が少ない方でも楽しめるのが放置ゲームの良いところです。
ここまで読んだ方の中には「それ、何が楽しいの?」と思った方もいると思います。上で書いた通り、放置ゲームは何もしなくても勝手に進んでいきます。逆に言えば、戦闘中はプレイヤーが介入することができないということです。
ターン制RPGゲームではプレイヤーが好きなタイミングで攻撃したり、回復することができます。ですが、放置ゲームではそれらはできませんし、装備を変えたりなどもできません。ですが、詰将棋のような面白さがあります。
そして、パーティの構成や、装備を必死に考えてやっとの思いで強敵を倒したときの快感は忘れられません。孫子曰く
彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し
放置ゲームの面白さと攻略の鍵はまさにこれです。
冒険者ギルド物語2
まず最初に紹介するのは冒険者ギルド物語2です。あらゆる放置ゲームの中でこれがダントツで1番面白いです。何と言ってもストーリーが素晴らしいですね。
プレイヤーはある冒険者ギルド(元酒場)のマスターという設定で、ゲームブックのような感じでストーリーが進んでいきます。
”ロードレオン”という青年が来てからあらゆるトラブルに巻き込まれ、ギルドが一体となり解決していきますが、その裏では神魔と呼ばれる、人を超越した存在達の陰謀が・・・
ゲーム内には古今東西の神話に出てくる神や武具などが登場してくるので、神話が好きな方だとより一層楽しめます。
ゲームの難易度もちょうど良くて、強すぎず弱すぎずで飽きが来ません。ただし、神魔は別でしっかりと対策を立て準備をしないと話しにならないほど強いです。
冒険者ギルド物語は装備を集める楽しさもあり、ハック&スラッシュが好きな方にもおすすめです。中でも”超レア”と呼ばれる接頭語が付いたアイテムを手に入れることができると一気に強くなったりします。
冒険者ギルド物語には2だけでなく1もあり、ストーリの時系列は2→1となっています。どちらも無料なので気になる方は是非遊んでみて下さい。
To the East~東へ~
To the Eastの最大の特徴は”マルチオンライン風”の放置ゲームということです。キャラクターはプレイヤー1人のみですが、クエストに出発する時に仲間を一人連れていくことができます。
作れていける仲間は、このゲームを実際に遊んでいる他人のキャラクターも含まれています。プレイヤーの強さによって連れていける仲間は変化し、フレンドなどの機能がないのが難点ですね。
ゲームの難易度が仲間のキャラクターの強さに依存しているのが気になりますが、個人開発のゲームと無料ということを考えれば十分面白いです。
宇宙戦艦大作戦
宇宙戦艦大作戦は超高難易度のゲームで、悪ふざけと言っても過言ではありません。
最初にチュートリアルがありますが、それですらめちゃくちゃ難しいです。一般的な他ゲームのラスボスを倒すよりも難しいかもしれません・・・。
ですが、しっかり装備を集めて何度も試行錯誤すれば全てのクエストをクリアできるようです。上の2つでは物足りないというあなたにおすすめです。
ちなみに私はけっこう序盤で投げました(笑)
最後に
いずれも個人開発のゲームですが、本当に面白いゲームです。そして、ゲームの面白さにグラフィックは必須ではない、ということをもう一度教えてくれます。
惜しむらくは冒険者ギルド物語とTo the Eastが未完結のまま放置されているということでしょうか。
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